介護事業もビジネスですから、事前に事業を成功させるための戦略等を立てる必要性があります。
デイサービス事業を成功させるポイントは、
です。
その他、通所介護ビジネスの特徴は以下のとおりです。
通所介護は自宅に引きこもりがちな人にとっては、何人かの人が集まり、食事をしたりゲームをしたりする楽しさがあり、また介護する家族にとっては、自分が自由に外出できる時間を確保できるため、利用希望が強いサービスです。
ただし、広範囲な地域からサービスを受けると送迎に時間がかかりますので、いかに介護の人口が密集している地域に効率よく配置するかがポイントになるでしょう。
調査をして、戦略、計画等ができたら、次は自分達が事業を始めるまでに、何をすべきかを確認する必要あります。
例えば会社設立からスタートする場合は、会社設立の手続、指定申請が必要になりますし、助成金を取得したい場合は、これに加えて助成金の申請も入ってきます。
このように事業を始めるにあたって、何をしなくてはならないのかについてひととおり確認してみましょう。
さらに詳しく知りたいといったような場合はお気軽にご相談下さい。
通所介護事業の指定申請を行う際に、申請が受理されるには指定をうけるための基準を満たす必要があります。
そして、その基準をクリアできるように足りないものは準備することになります。
通所介護事業の指定をうけるための基準は人員基準、設備基準、運営基準の3種があります。それぞれの詳細は以下のとおりです。
以下の人員を配置する必要があります。
※生活相談員または介護職員のうち、1名は常勤でなければなりません
利用定員が10人以下の場合には、看護職員と介護職員を併せて1名以上にすることができます。
このほかに送迎の人員も確保する必要があります。(送迎はなくても指定を受けることは可能です)
したがって施設以外にマンパワーの確保が重要になってきます。通所介護の場合は設備費に経費をかけてしまいがちですが、このコストを抑えないと回収が困難になってしまいます。
自宅併用型で最小限の改修におさえたモデルケース:デイサービス野冬花
建築基準法、消防法、衛生法(食事を調理する場合は保健所へ)
食堂以外に関しては広さの規定はありませんが、サービス提供に支障がないようにすることが必要です。したがってある程度のスペースは必要になるでしょう。
場所の規定もありませんので、戸建の住宅やオフィスビルの一室を使用することも可能です。
自宅併用型のモデルケース:デイサービス野冬花
例えば、
といった基準があります。(他にもあります)
運営規定として、以下のような事を定めることになっています。
など・・その他営業日と時間や実施地域等を定めることになっています。
運営規定や運営基準というのは、指定申請に関して言えば、指定申請をする際の申請書や添付書類関係の内容等に関係してきます。
上記のような人員、設備、運営に関する基準をクリアして申請に望むことになります。