会社組織ではなくて、NPO法人という組織を活用して起業するということも可能です。
会社組織を活用せず、NPO法人で起業するメリットというのは、なんと言っても設立費用がかからないというのが最大のメリットです。以下、起業する際活用される法人の設立費用の比較の表を確認下さい。またNPO法人で起業したい方はお気軽にご相談下さい。
資本金 | 登録免許税 | 定款認証 手数料 |
定款印紙 | その他 | 特徴 | |
確認 株式会社 |
1円以上 (最低資本金の制限無) |
15万円 | 5万円 | 4万円 | 印鑑代など | 5年後に1,000万円準備する必要アリ。 |
確認 有限会社 |
1円以上 | 6万円 | 5万円 | 4万円 | 印鑑代など | 5年後に300万円準備する必要アリ。 |
NPO法人 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 印鑑代など | 設立費用は安いが、会社より設立に時間がかかる。 |
合資会社 | 2円以上 | 6万円 | 0円 | 4万円 | 印鑑代など | 費用は安いし、手続きは簡単だが無限責任社員の責任が重い。 |
資本金 | 登録免許税 | 定款認証 手数料 |
定款印紙 | 出資保管証明 手数料 |
その他 | |
株式会社 | 1000万円以上 | 15万円 | 5万円 | 4万円 | 2万5千円 | 印鑑代など |
有限会社 | 300万円以上 | 6万円 | 5万円 | 4万円 | 7,500円 | 印鑑代など |
すでに会社などを持ち事業を行っている経営者の方が、公共性の性格の強い事業や市民活動に関わる事業などを行う場合は、現在自分が持っている会社組織だと、どうしても営利目的と直接結びついてしまい、事業ができなかったりします。
そういった場合には、世の中のためになる活動を行うことを主目的とするNPO法人を設立して、新たなる事業を行うというのも一つのやり方です。
例えば市区町村役場などと連携して、世の中のためになる活動を行いたいような場合などはNPO法人は最適な法人と言えるでしょう。
またNPO法人は資本金や登記の際の登録免許税といった費用が一切かからないため、普通の会社と比べて設立費用や運営費用が安くなるのもポイントです。
新たに事業を行うためにNPO法人設立を検討される方は、お気軽にご相談下さい。