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 良い契約書作成の基本

さて契約書の重要性を確認したら実際に作成するわけですが、ここではポイントを抑えた良い契約書作成の基本を確認します。

 基本は5W1H

良い契約書を作るコツは、普通の文章と同じですがまず5W1Hを明確にすることです。

つまり、いつ(when)、どこで(where)、誰が(who)、何を(what)、どのように(how)、なぜ(why)したかのかということです。

これは契約書に限らず文章の基本ですので、きちんと盛り込まれておれば必然的に良い契約書になります。

 自分の主張や権利、義務等をきちんと盛り込む

契約書の大きな役割として、証拠力というものがあります。つまり後々になって契約の存在や内容についてもめた場合に、証拠として役立てることができるわけです。

ということは、自分が主張したい権利、あるいは権利に対する義務についてはきちんと盛り込まなくてはいけません。

また後で争いが発生する可能性がある事柄、争いになると困る事柄については明確に記載しておく必要があるでしょう。

 最低限記載しておくべき基本条項

最低限記載すべきことは以下のとおりです。

  1. 前文
  2. 表題
  3. 契約当事者の表示
  4. 目的
  5. 契約の内容
  6. 作成年月日
  7. 契約者当事者の署名押印
  8. 目録(※不動産の売買などのように、物件の対象物のある場合)
  9. 収入印紙

以上が良い契約書を作成する基本です。

上記の基本を踏まえて、個別の状況にあわせた各種契約書を作成していくことになります。

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